大阪ソーダは、1916年(大正5年)に日本で最初に水銀法による電解法かせいソーダ製造を開始しました。この大曹法ソーダ電解において水銀を外部に排出しない技術を永年に渡って研究を続けて参りました。その結果、水銀法電解装置からの排水等を全くなくすクローズドシステムを完成させると共に、水銀吸着剤の開発にも注力し、独自の水銀吸着剤として排水用の「MRL」と排ガス用の「MRG」を生み出しました。
各種規制に対応するため、弊社の環境方針に従い、その技術を更にブラッシュアップして、世界の自然環境保護に貢献します。
本プロセスは、前処理・冷却・吸着の3工程から構成されています。
1. 前処理工程 : ガス中のミストやダストを除去します。
2. 冷却工程 : 高濃度の水銀を含む場合はガスを冷却します。
3. 吸着工程 : ガス中の水銀を所定濃度以下まで除去します。
排ガス中の水銀除去装置
本プロセスは、前処理・ろ過・吸着の3工程から構成されています。
1. 前処理工程 : 排水の液性を調整します。
2. ろ過工程 : SS分を除去します。
3. 吸着工程 : 排水中の水銀を所定濃度以下まで除去します。
排水中の水銀除去装置